エアコンのランプ点滅は故障のサイン？主な原因や対処法について解説｜お役立ちコラム

2023年12月27日

エアコンのランプが点滅すると、故障の可能性を疑ってしまう方もいるでしょう。
実際、エアコンのランプが点滅する理由には故障以外にもあります。

ただし、何らかの不具合がある可能性はあります。
どちらにしても、エアコンのランプが点滅したら点検を依頼しましょう。

この記事では、エアコンのランプが点滅した場合に考えられる原因や対策などについて解説します。
自宅のエアコンの状態が気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。

エアコンが故障？点滅する原因とは

エアコンのランプが点滅する原因には、特に下記のようなものがあります。

・室外機・本体が故障している
・カバーが開いたまま
・冬季の除霜運転をしている
・起動準備をしている

この章では、それぞれの原因について解説します。

原因1.室外機・本体が故障している

本体や室外機の故障があると、エアコンのタイマーが点滅します。
故障には至っていなくても、何らかの不具合があるサインなので早めの確認が必要です。

特に冷房を使用している際に、室外機にホコリや土などが付着すると異常を検知します。
異常を防ぐためにも、室外機もこまめな点検は大切です。

万が一不具合や異常を検知すると、タイマーが点滅してエラーとなって運転を停止させる場合があります。

原因2.カバーが開いたまま

前面のカバーがうまく閉じられていないと、ホコリを検知してタイマーが点滅します。
フィルターをこまめに掃除していない場合でも、運転の異常を感知する可能性があるため覚えておきましょう。

また、自動フィルター付きやおそうじ機能のついているエアコンだと、カバーやルーバーの取り付けができていないときも点滅します。

カバーやフィルターがきちんと取り付けられているか、こまめな目視での確認は必要です。

原因3.冬季の除霜運転をしている

冬場の暖房をつけている場合、除霜運転をしている際に点滅することがあります。
除霜運転で点滅する原因は、室外機の霜を溶かすためのプログラムが作動しているためです。

この場合は、一時的に止まってランプが点滅していても、運転が再開すればエアコンに問題はありません。
本体の熱が上がっていないかを確認しつつ、様子を見る必要があります。

異音が見られたら、運転を止めて様子をすぐに確認しましょう。

原因4.起動準備をしている

エアコンのスイッチを入れて点滅している場合は、まだ起動準備をしているためと考えられます。
特に冬場の暖房は、起動準備に時間がかかるため点滅の時間も長くなることを把握しましょう。
焦らずに、様子を見るだけで大丈夫です。

しばらく経ってから本体がしっかりと動くようであれば、エアコンが故障しているわけではありません。
ただし、起動してから点滅したり不具合が見られたりするならば、早急に状態の確認が必要です。

エアコンのランプが点滅したときの対処法

エアコンのランプが点滅していた場合、下記のように対処しましょう。

・運転を停止させる
・室内機の電源コードを抜く
・点検を依頼する

この章では、それぞれの対策などについて解説します。
万が一の場合に備えて、ぜひ確認してください。

対処法1.運転を停止させる

万が一エアコンのランプが点滅したら、念のために運転を停止して本体や室外機の様子を見ましょう。
そしてエアコン専用のブレーカーを停止させて、約1分何も動かさずに状態を確認します。

しばらく経って電源を入れて、運転ランプが点灯して元通りに作動したら故障はしていない証拠です。
必ずしも故障とは限りませんが、エアコン全体のこまめな確認を日頃から心がけながら生活しましょう。

対処法2.室内機の電源コードを抜く

室内機の異常を考える場合は、一度電源コードを抜いて様子を見ます。
そして、エアコン内のフィルターに汚れがあったら丁寧に掃除をして再度取り付けます。

再度取り付けてみて、正常に稼働したら問題はありません。
異常が出る前に、定期的にフィルター掃除をしましょう。

フィルター汚れを落としても動かないようであれば、メーカーに問い合わせで理由を確認し、可能であれば対処する必要があります。

対処法3.点検を依頼する

エアコンが故障している可能性があったら、修理を依頼して様子を見ます。
業者へ依頼する前に、メーカー機種・型番・購入日・不具合の状態をよく確認してまとめておきます。

ただし、あまりにも高額な費用を請求する業者には注意が必要です。
悪質な業者の場合は、法外な請求をしている可能性もあります。

修理業者ごとに金額が異なるので、事前に相見積もりを取ってから依頼してみましょう。

まとめ

エアコンのタイマーや電源のランプが点滅していた場合、故障のほかにもさまざまな原因が考えられます。
本体カバーの汚れや室外機の不具合など、エアコンの状態によって対処する必要があります。

異音や本体の不具合などが頻繁に見られる場合は、故障している可能性が高いと推定できます。
故障が考えられる場合、早急にメンテナンス業者に依頼をしましょう。